大学生 男性
今回のフィリピンツアーで私は自分がとても変わったと思っています。私は人見知りがひどく初対面の人と仲良くなるのに時間がかかるようなタイプでした。そんな自分自身を変えたいと思っていたし、将来、海外で働きたいという考えも持っていたので参加を希望しました。ツアーの初めの頃は、もともとの人見知りとフィリピン人の陽気な踊りと歌に抵抗がありなかなか心から楽しむことができませんでした。でも同じ日本人メンバーやフィリピン学生メンバーと接しているうちに、それは違うということがわかりました。それは、私たちはただボランティアをしに来たのではなく、内面においても心と心を通じ合わせてお互いに良い変化をしていくことが大事なのだと教わったからです。Service For Peaceは「家族」をとても大事にしていてみんなが「家族」であることをコンテンツとしています。つまり人見知りなどしていては他の人と家族にはなれないし、一緒に歌ったり踊ったりすることでみんなとの距離が縮まるのだと感じ、不思議と楽しくすることできました。
このプロジェクトをこなしているうちに将来への考え方も変わりました。おそらくこのツアーに参加していなければ、将来、海外で働いていたとしてもそれは自分の為だけであって他者のためには何も考えずに過ごしていただろうと思います。しかし、今はどれだけ他の人のためになることができるか、そのために今自分に何ができるのかを考えるようになりました。
今、私は、さまざまな面で私を積極的に前向きにしてくれたフィリピン学生達、日本メンバー、そしてService For Peaceのスタッフに感謝しています。そして、この気持ちを忘れることなく日本でたくさんのことを学び、少しでも成長して、再びフィリピンに行きたいと思います。
大学生 女性
私は今回の旅に行く前本当に色々不安だった。フィリピンへの知識が乏しかったので、フィリピンがどんな国なのかも全くわからなかった。正直、フィリピンに対してあまり良いイメージがなかった。 しかし、実際に行ってみると、自分がイメージしていたものとは全く違ったことがすぐわかった。この旅に行くことができて、心から良かったと今は思っている。この旅で出会えた全ての人達に深く感謝したい。
日本では見れないような光景をこの目でたくさん見てきた。今までしたことのない経験もたくさんできたし、自分の今ある環境が、どれだけ快適で自由で恵まれていたのかも、ずしんと心に響いた。 今回の旅で、学校では出会えないような友達もできたし、ほんとにうれしく思っている。
私は、最近人への不信感で心が塗りつぶされていた。でも、ほんとにこの旅で色んな人をこの目で見て、人の良さを感じた。人は愛することや支え合い助け合うことができるんだと、心から思えた。信じることをやめかけていた私の心は、みんなのおかげで変わった。
今までは、外国人に対してどうしてもラインを引いちゃう部分があって、別の世界の人って分けてたような感じだった。でも、ほんとに人はそれほど変わらないとしみじみ思った。国民性はある。しかし、感じる心があることに何も変わりはない。みんな日々色んなことを感じて生きてるんだと実感した。
フィリピンにいる間、まるで違い過ぎる環境に同じ地球のこととは思えなかったし、フィリピンにいる実感がわかなかった。でも、行ってきたのは事実で、あそこで感じたことをいつも忘れないでいたい。利己的で自分勝手な人だけじゃないことを。誰かを助けたいとか救いたい、役に立ちたいって本気で思ってる人がいること。生まれた場所で自分の状況を何も知らずに死んでいく人もいること。それをいつも思っていたい。そして、私が今生きていられることに、今日も感謝したい
高校生 男性
僕は外国が初めてだったのでいろいろ印象に残りましたが、特に印象に残ったのがホームステイ(アンティポロ)でした。そこのママが本当に暖かくて優しくてまるで本当の母親のような感じがしました。 夜暑かったので布団をかけずに寝たら、朝布団がかかっていました。そのとき僕は少し感動しました。別れるとき、「絶対また帰ってきてね。いつでも歓迎するから」と泣きながら何度も何度も言われました。そのとき僕はかなり感動しました。外の家でお世話になったことはありましたが、この家は本当に快適でした。そこの家の亡くなった子どもが僕にそっくりで手放したくないとママが言ったときは本当に胸が熱くなりました。必ずまたここに帰ろうと思っています。
そして僕が最高に感動したことは、最後のクロージングバンケットです。手紙とお土産を渡されて、「You must come back, OK?」と言われた時、本当にフィリピンに来てよかった、こいつらと会えてよかったと思い、泣きながら抱き合い、「Thank you very much. I will come back」と言いました。
この活動を通して国が違っても、文化が違っても、言葉が違っても家族のような関係が築けるのだなと体験を通して学ぶことができました。このような活動を広めれば必ず世界平和を実現することができると確信することができました。
大学生 男性
今回のツアーでは、現地の人々と心と心で通じ合うような交流をして将来まで続く関係を築くということを目標とした。結果はどうだったかというとフィリピンの人々の優しさに触れ、大自然の中でのアエタ族の村での暮らしを経験し、涙のクロージングセレモニーでは最高の感動を味わうことができた。将来まで続く関係を築くという点に関しては、フィリピンの学生のほうが10倍くらい積極的で、アドレス交換をし合った。メールのやり取りは続けていきたい。バナナだとか暑そうだとかというイメージしか持っていなかったが、実際に行ってみると親切で人なつっこい人々がつくるフィリピンという国の雰囲気が心地よく、今では自信を持って「フィリピンが好きだ」と言うことができる。
最も感動したことは何かと問われると難しい。全てが貴重な体験だったが、自分にとってはアエタ族の村での暮らしが最も印象的だった。日本のあまりにも恵まれた暮らしに慣れている私たちの目から見て、モノは一切ない中でホストファミリーは最高のもてなしをしてくれた。彼らの笑顔と純粋な心にはただ感服せざるを得ないと感じた。
今回の経験を将来先生になって教育の面で生かしていきたい。そのためにまず自分が周囲に感化を与えられるような人間にならなければ。